船橋市のピアノ教室 Music Room ~ Pi Pi ~ の寺田です。

どんよりとした天気が続いていて、カラッとした五月晴れが恋しいですね。

 

前回に引き続き(「いつもと違う」態度は心のサイン!~見逃さないでと教えてくれたJくん)、私がヤマハ音楽教室で経験したことをお話ししようと思います。

今回は当ピアノ教室(船橋市)の「教室方針」のひとつに

「保護者様と連携してお子さんの成長に関わります」

を掲げた理由の中の一つのお話です。

 

あるレッスンでの出来事

 

ヤマハ音楽教室に『幼児科』というコースがあります

 

4〜5歳児のお子様達に鍵盤楽器を使ってソルフェージュ指導をしていくコースです。

保護者同伴のグループレッスンなので、レッスン室にはニコニコママと可愛い生徒さんが毎週いらっしゃいます。

お友達も一緒にレッスンを受けるので、歌ったり、注意深く聴いたり、リズムを叩いたり、弾いたり、、という事を集団のパワーも後押ししてレッスンが進みます。

私も大好きなコースでした。

 

講師としてまだまだ経験が浅い頃の事です。

 

幼児科のクラスにMちゃん(当時5歳)という女の子がいました。

ママとMちゃんと弟さん(3歳くらい)の3人で一緒に毎週来てくれます。

 

Mちゃんはとてもマイペースな女の子でした。

お友達がわいわい私に話しかけても、横でそれをニコニコしながら聞いている。

☆テキストや教具を丁寧に用意をしたり片付けたりするので、時間がかかり、遅れる(でも、Mちゃんは気にならない)

鍵盤を弾く時、手の準備が遅く、テンポもゆっくりになりがちなので、みんなの音とずれてしまう。

 

お母様は、その様子がとても気になっていらっしゃるようでした。

ループレッスンなので、周りを見て、自分の子供の反応が物足りないと感じたのでしょう。

私から見て、確かにゆっくりでしたが、やるべきことはわかっているし、何でも慌てずに丁寧に行動するところは逆に学びたいほどでした。

 

ある日のレッスンで、Mちゃんのお母様の声かけがいつもより多く、大きい時がありました。

「早くしなさい!」

「左手!左手だよ!」

「違う!先生の言う事 聞いてる?」

「ほら、みんなもう終わってるよ!」

 

すっかりしょげてしまっているMちゃんとお母様にどんな言葉をかければ良いのか、私は迷っていました。

 

すると、一瞬、レッスン室内が静かになった時に、

隣に座っていた弟さんが、言いました。

「ねぇ おかあさん

 なんで おかあさんはいつもおこってるの?」

小さな弟さん言葉が、レッスン室に響きました。

その声は今でも私の耳に残っています。

 

お母様は立ち上がっていましたが、椅子に座ってしばらく黙ってしまわれました。

若かった私はMちゃんのお母様の気持ちを察する事しかできませんでした。

 

つい、イライラしてしまう

 

親にとって、子供は、可愛くて可愛くて、仕方がないのに、子供がどちらかというとマイナスの状態の時(出来ない、わからない、遅い、、、etc.)に「何とかしなければ!」という気持ちが強くなりますよね。

お母様:Мちゃんの成長のために、ピアノを習わせようと思った
元気な弟さんもいて、お姉ちゃんにはしっかりしていて欲しいのに、思うように反応しない事を焦る気持ち、、、

Мちゃん:弟さんが生まれて甘える時間が半減し、少し寂しさを感じる日常、、自分がメインのピアノレッスンの時間なのに上手く出来ず、大好きなママに怒られてしまう、、、、

 

Mちゃんのお母様だけではなく、保護者の方々がいろいろな理由で余裕がない状態の時もあると思います。そのような場面をたくさん見かけました。

 

あるお父様は、
「共働きで平日の練習時間がなかなか取れず、情け無い事に、弾けないと怒鳴ってしまう時もあります」と打ち明けてくださいました。他にも、

「下の子は練習しない、、、」
「簡単なのにできないとイライラしてしまう」
「やめない!と言うけれど、練習しない」

お子様によって、また年齢によって様々なことが起こります。

私も子育て、仕事の両立期がありましたから、
お気持ち、よ~くわかります(笑)

 

母親として、指導者として、過ごしてきた中で思ったこと

 

レッスン中のたくさんの親子の触れ合いの場面から、 自分自身の子育てから、  子供の成長に関する講座、書籍などから、レッスンをするときに心がけたいと思うことがいくつか出てきました。

忙しい保護者の方々、ワンオペ育児に疲れ気味のお母様方と連携を取ってレッスンすることによって、保護者の方々の助けになり、それは生徒さんのヤル気!練習にもつながって来ると思うのです。

 

・私自身が目に見えないもの、子供の中に育っているものにも目が向けられるように心がけよう

心の中に育っているものは見えません。でも、注意してみていると取り組む姿勢やちょっとした言葉遣い、弾き方、聴き方などに現れてきます。それを見逃さず、また、当たり前と思わず大事に把握して指導に生かそうと心がけています。
保護者の方々にもその成長を伝え、結果を急ぐ事にとらわれない事の大切さを共有できます。

・レッスン時間に生徒さんをしっかり見て、音を聴いて、指導をする。そして、来た時よりも僅かずつでも成長した状態で帰れるようにしよう

「やったー! ○もらった!」「新しいテキスト!」「今度知っている曲なんだ!」という時もあれば、

「やっぱり弾けない」「弾けているのにもう一回だって」ということもたくさんあります。

帰る時に明るい気持ちで帰れるように! 上手くいかなくても「そうかー!やってみよう!」と希望を持って帰れるように、と思っています。

 

・忙しい保護者の方々が習い事に「ピアノ」を、「Music Room ~ Pi Pi ~」を選んでくださった事と、ピアノで成長に関わらせていただく事に感謝して、精一杯応えていこう

『生徒さん全員が意欲的、練習もバッチリ』ならば、理想的ですが、

練習量が足りなかったり、ヤル気が感じられなくなったり、レッスン中の態度が悪くなる生徒さんもいます。

理由は様々、、、    やめてしまえば、ストレス解消かもしれません。

それでも、レッスンを継続して下さるという事は、保護者の方がそれぞれに「お考え」をお持ちだという事です。

二度と来ない成長期に「ここでピアノを習わせよう!」と決めてくださった想いを受け止めて、その想いに応えていきたいと思います。

・ご家庭での様子、レッスンでの様子などを連絡を取り合って、生徒さんを一緒に支えていこう

ご家庭での様子をレッスン前に伝えてくださる保護者の方もたくさんいらっしゃいます。生徒さんを迎える気持ちに情報をインプットできるので、とても助かります。
そして「心配していましたが、レッスンから帰って、、、」とお返事をくださる方もいます。
(「いつもと違う」態度は心のサイン!~見逃さないでと教えてくれたJくん)

私もレッスン中の様子をお伝えし、コミュニケーションが多くなるとレッスンの成果も上がっていきます。

……

 

このような気持ちが教室方針の

『保護者様と連携してお子さんの成長に関わります』

になりました!

 

私は余裕のない子育て中、

「親とは違う目線で、子供を見守ってくださる先生方」の存在を
とてもありがたく感じていました。

そんなピアノ教室でありたいと思います。

 

 

今週も可愛い生徒さんたちを大事に迎えます。

そして、大好きなママと笑顔で帰ることが出来るように、、、

みんな~ 待ってるね♫

 

船橋市のピアノ教室 Music Room ~ Pi Pi ~ では、無料体験レッスンを実施中です。

新しいステキな出会いを楽しみにしています!
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