船橋市のピアノ教室 Music Room ~ Pi Pi ~ の寺田です。

 

ちょうど1年前に当ピアノ教室(船橋市)にお姉ちゃんと一緒に入会してピアノを始めたT君(5歳)!
「楽しかった!また行こう!!」帰りの車内はハイテンション(^^♪~シャイな姉弟の体験レッスン

 

とっても愛嬌があって、笑い声が可愛いT君!
この1年お母様、お姉ちゃんと一緒に通ってくれました。

昨年春のステイホーム期間は、オンラインレッスンに挑戦してくれましたが、ライブレッスンもビデオレッスンも思うようにいかず、お休みになりました。
オンラインレッスン実施の詳細

 

レッスンを再開してすぐにXmas発表会に参加するための準備になり、なかなかしっかりとテキストに取り組むことができませんでしたが、

そのT君が今とーっても前向きにレッスンを受けています(*^^*)

 

ピアノのテキストはたくさんのシリーズがあります。
生徒さんの年齢や興味に合わせて選択するようにしています。

ピアノを始めて少し苦戦しているかなあと思われるT君を見ていて、

始めのテキスト(演奏の楽譜本)とワークブック(音楽のきまりを学ぶ本)が終わった時、違うシリーズのテキストに変えた方がいいように思っていました♫

音の並びに大差はありませんが、宿題シールやご褒美シールがたくさんあってモチベーションがアップする事と、子供にとってよりわかりやすい点が多いからです。

 

そして、ついに新しいシリーズに移行する日が来ました!

私「じゃじゃーん!今度、これにしよう!」

と見せたら

T君「えっ? なにそれ?」

私「今度の本だよ♫ やってみる?」

T君 興味津々のキラキラお目目☆

まずワークブック(音楽のきまりを学ぶ本)の方でシールを貼りながら

今までの復習!

T君「かんたーん」

私「さーすが~ じゃあこれわかる?」
とテキスト(演奏楽譜)に繋がる部分を先取り!
ちょっと考えて、

T君「こう?」

私「すごい!! 出来ると思わなかったよ~
T君には簡単すぎたかなあ 」

などと話しながら、テキストでスムーズ移行できるよう下準備(^_^)v

そして、

私「あのね もう一つ本があるんだよ 見る?」

T君「うん! なんだ~?」

私の取り出すテキストを見る期待にあふれた表情(*^^*)

私「こっちは シールじゃなくて、ピアノで弾くんだよ。はじめはこれ、、」

と言い終わらないうちにもう弾いてしまいました。
下準備、大成功!
びっくりしている私の顔を見て、笑っています。

T君「まって、、こっちもひいてみる!」
自分から進んで、トライし始めました。

見事に弾いて私を見る笑顔がたまりません(笑)

 

それから2週間ほどたってのレッスン♫

まだ打鍵が弱いT君に、

私「男らしい音で弾いてみようか。
カッコいいと思うよ!」
と言うと指先でしっかりと音を出してくれました。

私「うん!やっぱりその方が男らしくてカッコいい!」

T君、嬉しそう(^_^)

すると、
右手と左手で合わせるところを自分で見つけて

T君「こっちの手のここと、こっちの手のここを『どっかーん』ってやるの?」
と聞いてきました。
右手と左手を一緒に弾くところはどっかーん』とぶつける?イメージらしいです。

私「笑笑 そうそう よくわかったね!すごい!
ここも『どっかーん』、ここも『どっかーん』だよ」
と言いながら線で繋いであげました。

T君「わかった!!」

そして弾き始めました。

まさに全身集中!楽譜を見ながら一つ一つ弾き進めていくT君!

5歳の男の子なりの気迫と音、ひたむきな気持ちが私に伝わってきて、涙が出てきてしまいます。
教室方針①レッスンで心の底から楽しんでもらう

 

『どっかーん』と合わせながら、”男らしい音”で弾いてくれました。

 

T君!
今週も一緒に『どっかーん』しようね♫

 

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