船橋市のピアノ教室 Music Room  ~ Pi Pi ~ の寺田です。

昨年末のブログ~ピピハノン』発売は、12月18日(月)です!
でお知らせいたしましたが、

『ピピハノン』は昨年末12月18日に発売されました。
ハノン教本に入る前の「プレハノン」に類するテキストです。

そして、本日(令和6年1月8日)
松沢書店発行のピアノ指導者の為の情報誌「L・P・O~レッスン・プラス・ワン」の最新版208号が全国の楽器店に置かれます。
「レッスン・プラス・ワン」は、ネットでの情報が溢れる中、信頼できる情報を紙ベースで伝え続けるピアノの指導者の為の情報誌です。その一面で、『ピピハノン』の紹介をしていただいています。「レッスン・プラス・ワン」で掲載していただける事は夢のようです。是非、楽器店で「レッスン・プラス・ワン」をご覧いただければと思います。(無料です)

紹介文をお伝えいたします。
⇩  ⇩

*入門時から使える本格的な「フィンガートレーニング本」
音楽指導の研究会での意見交換を聞きながら、多くのピアノ指導者の方々が「プレハノン」を使用する時期に、本格的な「フィンガートレーニング教本」を求めていることを実感しました。
それは次のような特徴を持ち合わせたテキストです。
①ピアノ初心者の生徒さんが前向きに取り組める内容であると同時に「充実したトレーニングテキスト」であること
②ピアノの発音の仕方と耳の傾け方、手指のフォームの正しい認識と確立ができること
③課題のポイントが明確で、反復練習が可能であること
④「ハノン教本」に自然に繋がっていけるような構成であること

*「ピピハノン」の特徴
本書は3つの「ステップ」と「プチ・チャレンジ」の4部構成でフィンガートレーニングを進めます。順番は次の通りです。
「ステップ 1:フィンガートレーニングの導入」
「ステップ2:フィンガートレーニングの発展」
「プチ・チャレンジ:経験してほしい指の動き」
「ステップ3:ハノンへの繋がりを意識した課題」
短い音形をハノンのように、上行下行するので、読譜ができなくても広い音域を使うことができます。また、各課題の4拍目にに四分休符を入れることで課題を弾き進めやすくなり、休符時の言葉かけで楽しく進められます!
ステップ 1では一つの課題の指使いを変える練習もあり、5本の指をまんべんなく使うことが
できます。その結果、音と指が固定化されず、ポジション変化にも対応できるようになります。手、指などのフォームは、絵や動画で解説されているので、レッスンで確認したり、家で保護者と見返したりすることが可能です(ポイントを意識しながら練習を積み重ねることはとても大事!)導入期ではメインテキストで使う指や音域が限られがちですが、「ピピハノン」は初期の段階から広い音域で5指を使うので、数倍の練習量になり、家庭での練習を大幅に増やすことができます。
練習後、ページ下部の花びらのイラストに色を塗っていく事で、練習量を可視化すること
ができ、テキストはオリジナルテキストとなっていきます。塗っていく色、回数、順番など
を変えることを生徒さんと相談しながら進める事は、指導者と学習者の楽しいコミュニケー
ションタイムになるでしょう。

*「ピピハノン」=「ハノン」のフィンガートレーニング効果!
現在でも使われ続ける「ハノン教本」の練習効果は、大きく二つ考えられます。一つは、
〈脳⇒指〉の神経回路に〈指⇒脳〉の逆向神経回路を増やすことによって指の独立を促し、正確
に思い通りに指を動かせるようにすること。もう一つは、ピアノの音を指先で作っていく意識を高め、触感、聴感覚を研ぎ澄ましていくこと。
「ハノン教本」で培った基礎力は、演奏力に大きな影響を及ぼします。神経系発達や感覚も
大きく発達するでしょう。その効果を実感するからこそ、ハノンは上級者になっても使われ
続けているのだと思います。ステップごとに明確に練習内容を高めていく「ピピハノン」の効果
も同じです。「ピピハノン」がレッスンや家庭練習に変化をもたらし、ピアノも神経系の発達もパワーアップしていくテキストになってくれたらとても嬉しいです。

 

 

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