船橋市のピアノ教室 Music Room ~ Pi Pi ~ の寺田です。
小学校１年生のIちゃんは、この春、ヤマハ音楽教室の幼児科を修了して、当ピアノ教室(船橋市)に通ってくれています。
とっても想像力が豊かで、音を聴いたり、絵を見たりして感じる事、思ったことをたくさん私に伝えてくれます。
新しく練習する曲を聴かせてあげると、途中から手拍子をしてテンポや拍子を自然に掴んでいます。
「風がスーッていう感じ♪」
「ここだけ大きかった！」
「途中は全然違うけど、またはじめと同じ音楽が始まった、、」
など、初めて聴く私の演奏からたくさんの事を聴き取ってくれます。
そして聴いて感じた事をピアノで表現しようとする姿を毎週見せてくれます。
だから少しずつ、形式や調性などの話も伝えられます。
先日のレッスンでは、≪たのしいハイキング≫という曲が宿題でした。
Ｉちゃん、一週間でどこまで弾きこんできたかな？
聴くのが楽しみです。
ヤル気満々でレッスン室に入って来て(笑)、
レッスンが始まりました。
鍵盤に手を置いて構えて、、、
Allegro(速く)の表示通り、曲の初めから2拍子の速いテンポで楽しそうに弾いてくれます。
すごいすごい！
生き生きした音が広がって、本当に素晴らしいです。
あれっ、
『ん？どうした？』
中間部の左手でメロディーを弾くところに進もうとする時、ためらうような間がありました。
私の方をチラッと見ます。
少し弾いてまたチラッ
音が違っていました (>_<)
メロディと伴奏の響きが合わない状態です。
だから、チラッ だったのですね。
自信がなさそうに通り越して、最後まで弾いてくれました。
間違って弾いてきた時に、
私「そこは ○○の音だよ。」
とすぐに声をかける時もあります。
先日はＩちゃんがもう違っている事に気づいているので、そのまま最後まで弾いてもらいました。
私「ありがとう。すごい！すごいね！
このAllegroを見逃さないで、、ハイキングの感じが伝わって来たよ♡
この曲は難しかった？」
Ｉちゃん「うん、、 ここのところが、、」
と音が違っていた所を指差します。
私「あぁ そうだね。 なんか変な音がするなぁと思ってた？」
Ｉちゃん： （こっくり）「変だけど、、、」
困った顔です。
私「じゃあ 音が違うのかな？調べてみようか」
Ｉちゃん「うん！」
私「この音は何の音？」
Ｉちゃん： ⁇
私「この出だしと同じだから？」
Ｉちゃん「あっ！ ソだ！」
私「そうだよね🎵
それじゃあ これがソってわかったから、これは、、？」
Ｉちゃん「ドミソなんだ〜！いつもよりずっと高いドミソ！」
私「(笑) そうだと思うよ。 弾いてみようか」
Ｉちゃん「うん！」
手をセットして丁寧に音を出します。
耳は～ダンボ～のよう、、、
♪～♪～♪
ピッタリ音がはまって綺麗になり、Iちゃんはと～っても嬉しそう♡
私「おうちで弾いている時から変だなぁと思ってた？」
Ｉちゃん「うん、、」
私「そうだよね。なんだか合わないもんね。
そういう時、変だなぁって思いながら弾き続けないで
今みたいにちょっと調べると綺麗になるし、音の読み方も覚えるから、
今度から調べてみようか」
Ｉちゃん「うん わかった‼︎」
笑顔です。
≪変な音がする≫
と家で思っていても、どうすればいいのかわからないで、
Ｉちゃんは困っていたと思います。
ママに頼ることをせず、
解決しないままレッスンに臨むのは
イヤですよね。 だから、
チラッ
だったんですね。
でも偉い！拍手です！
「うまく弾けない、間違っている、、」
という状態を自分で乗り越える力！
とっても大事だと思っています。
Ｉちゃん、また来週たくさん練習して来てね！
楽しみに待ってるよ♡
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生徒さんは、船橋市・白井市・鎌ヶ谷市などから通ってくださっています。体験レッスンお申し込みメール、お待ちしています。
