船橋市のピアノ教室 Music Room ~ Pi Pi ~　の寺田です。

先日、体験レッスンのお申し込みの連絡がありました。
ふたりの姉妹さんです。
お姉ちゃんは今、ヤマハ音楽教室の幼児科に在籍中で春になったら、ジュニア科に進級予定
妹さんも幼児科に入ろうかと思っていたとの事です。

そんな時にヤマハ以外の個人レッスンの体験レッスンを受けてみようかと思われた理由は、

・ご両親はお仕事がとても忙しく、平日の練習時間がなかなか取れない
(グループレッスンのペースに不安がある)
・姉妹のレッスン時間が離れていて、待つのも大変だけれど、一度帰るのも中途半端
・他の習い事との兼ね合い
……
悩みどころなのですね。

お姉ちゃんはヤマハの教材を使って体験レッスン、

妹さんは初めての体験レッスン、

という事で、準備をしました。

～体験レッスンの日～

ピンポーン！

いらっしゃいました！
土曜日でお父様も一緒に4人でいらっしゃいました。
まずは待合室でお話させていただきました。

悩まれている事は伝わって来ました。
お母様はお仕事で、これまでに帰りが大変遅くなることもあったということです。
お父様と真剣に仕事の事と子供たちの教育の事を考えていらっしゃる様子でした。
「とにかく子供が楽しくピアノを続けて欲しい。それが一番なんです」
とお父様はおっしゃいました。
ヤマハをやめる、とはっきり決まっているようでもありませんでした。
お姉ちゃんはヤマハを続ければ、春からグループレッスンと個人レッスンになるそうです。

ヤマハとヤマハ外の個人レッスンは、グループと個人というレッスン形態だけでなく、目指すもの、身につけられるものに大きな違いがあります。
「どちらが良いか」　でなく、
「どのような音楽のレッスンを受けていきたいか」
が一つ目の大きなポイントだと思いお話をしました。

初めに待合室で音符読み遊びをしました。
二人とも楽しそう(笑)
目がキラキラです！
無くなった「ラ」の音を目を凝らして探してくれました。

さあ　一人ずつの体験レッスンです。

≪妹さん≫

お姉ちゃんのレッスンについていっているので、慣れている様子！
何をやっても
「知ってるよ！」
「かんたん！」
「できるよ～！」
とニコニコ進んでいきます。
とんとん拍子に終わってピース！

≪次は、お姉ちゃん≫

今習っている曲を弾いてもらいました。
個人レッスンは初めてのお姉ちゃん！緊張気味(笑)
でも、一生懸命に弾いてくれました。

子供が弾く短い曲の中にも、指導したいポイントはたくさんあります。
音は間違っていなくても、
「ここはこんな風に弾いてみよう」
「ここは手をこうやって上げて息を吸うように、、」
など、繰り返して注意して弾くたびに、曲はどんどん変わっていって、
「ただ弾いているだけ」ではなくなって、力もついて来ます。

お姉ちゃんも弾くたびに自分の音に耳を傾けて、大切に音を出してくれるようになりました。
お母様も隣で真剣にお姉ちゃんの音の変化を感じていらっしゃいました。

私「少しの間に、うまくなったね～」
お姉ちゃん、ニコリ　(^^♪

 

☆後日、ご連絡がありました。

妹さんは1月からご入会。
お姉ちゃんは、コースが変わる春までヤマハで頑張り、その後、妹さんの続きの時間で通ってくださる事になりました。自分のペースで丁寧に指導して欲しいという真剣なご両親の想いを受け止めて、レッスンさせていただく事にしました。

1月から妹さんだね！
待ってるよ～
元気に来てね。

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