船橋市のピアノ教室 Music Room ~ Pi Pi ~ の寺田です。

今日は白井市から通ってくださっているEちゃんの最近の様子をご紹介します。

Music Room ~ Pi Pi ~ は、船橋市にありますが、船橋市・鎌ヶ谷市・白井市が隣接する地区にあります。

周りのお店も「白井店」「鎌ヶ谷店」「東鎌ヶ谷店」「鎌ヶ谷大仏店」「白井富士郵便局」など
色々な地名が取り入られています。
(船橋市高野台も1981年までは「八木が谷」という地名でした。)

始めは必ず片手で弾き始めるEちゃん

Eちゃんはピアノを弾いている時に気分良く弾いている姿が、とても素敵です。

自分の音を聴きながら拍子に乗って、弾いてくれます。

指は細いですが、しっかりとフォームも保つように頑張っています。

 

そのEちゃんは、宿題になっている曲を弾くとき、初めから両手で弾くことはほとんどありません。

まず、右手のメロディーを弾いて、

次に私が弾くメロディーに左手を合わせます。

 

私「こんなに上手なんだから(笑)両手で初めからでも弾けるちゃうんじゃない?」

Eちゃん「自信がないから、、、(照:)」

私「大丈夫そうよ♡ おうちで合わせてみた?」

Eちゃん「……」

 

お気に入り・こだわりの物を持っているEちゃん

Eちゃんは、レッスンに来ると

「見て!この服!この長さが好きなの」

「この色が好きなの」

「このバッグは便利で、こうやって入れて、、、、」

などと話してくれることが多いです。

 

洋服やバッグなど、形や色合いなど、お気に入りがあって、

大人の世界への憧れもあるように感じます。

 

だから私も

「わー!今日はまたまたステキなスカートだね~」

などと、はじめはファッションチェック(!)から始まります。
笑笑

きれいに、ステキに弾きたい?

レッスンを重ねていくうちにEちゃんの気持ちも、より一層感じられるようになってきました。

レッスン中、Eちゃんは気持ちが散漫になることはありません。
私の弾き方、言う事、動き、、を、
とてもよく観察しています。

『あぁ こういう風に弾くんだなあ』

としっかりと掴もうとしているのが伝わってきます。
多分、家で思い出しながら練習してくれていると思います。

そして、Eちゃんにとってレッスンで両手で弾くことは、完成形の披露なのだと思います。

片手ずつ弾いて、

「よし!間違えない!」

実感できないと、両手で弾くことに進みたくない♡

両手は、「きれいに、ステキに弾きたい」という美意識があるから、
「始めから両手」は気が進まないのだとわかるようになりました。

なので、最近は、レッスンのはじめの片手ずつの時も、

“これはEちゃんにとって、両手で弾くことの大事な前段階“

だと捉えて両手で弾くことへ繋がるように声掛けをしています。

お母さんに聴いてもらう!

先日のレッスンでは、右手のポジション(場所)や、指使いが難しい曲が宿題に出ていました。

一度のレッスンではうまく弾けない生徒さんが多い曲ですが、Eちゃん頑張って来てくれました。

さすがです! さあ 両手です!

Eちゃん「できるかなぁ…」

私「右手が難しいけれど、左手の動きは少ないから、右手に注意しながら左手でメロディーを支えていこう」

♪~♪~♪

やはり弾きにくいところでテンポが落ちてしまいます。

私「こういう所は、2と4の指をスムーズに弾けるようにそこだけに集中してね」

♪~♪~♪

だんだん良くなって来ました。

Eちゃん「もう一回やってみる!」

♪~♪~♪

Eちゃん・私「やったー!」

私「いいね!」

Eちゃん「うん!!お母さんに聴いてもらう」

と、待合室のお母さんを連れてきました。

Eちゃん「いくよ 聴いててね」

弾こうとして、振り向いて、

Eちゃん「ねえ、ちゃんと聴いてる?」

お母様「聴いてるよ♡」

鍵盤を深く押して、弾き通しました。

大拍手!

満足そうなEちゃんとその笑顔を嬉しそうに見ているお母様♡

Eちゃん

お母さんに聴いてもらって良かったね!
家に帰ってまた何回も繰り返して聴かせてね♫

 

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